2011/04/02

韓国のミネラルウォーターは硬水?軟水?

福島原発事故以後、国内のミネラルウォーターに購入が殺到し、政府は緊急で輸入規制を緩和しミネラルウォーターを輸入しやすくするそうです。
その中でも大幅に増えると思われるものが韓国のミネラルウォーターです。
日本の場合水道水は全国どこも硬度60前後の軟水ですが、韓国は場所によってソウルで硬度55から慶州で硬度550と、日本と大きく異なっています。

韓国のミネラルウォーターの主なものをまとめて紹介します。
乳児(赤ちゃん)用の粉ミルクを溶かす時には軟水を選ぶことが大切です。

■石水(ソクス/Seoksu)
【概要】世界三大鉱泉(※)として有名な名水の産地:忠北清原群小白山脈で、日本でも有名な焼酎ブランドJINROが石水(ソクス)を販売。JINROの天然水として有名。炭酸水ではない。
【硬度】70(軟水)
【味・香り】味・香りともになし。クセもなく飲みやすい軟水。


■湧泉玉水
【概要】もともと国内外で有名なナチュラルミネラルウォーター。天然ゲルマニウムウォーター。炭酸水ではない。
【硬度】148(硬水)
【味・香り】クセなく普通のミネラルウォーターの硬水。

※世界三大鉱泉水地域・・・アメリカのシャスター鉱泉(Shasta)・韓国チョジョン鉱泉(SOBAEK)とイギリスのナポリナス鉱泉かフランスのヴィシーVichyどちらか一つを指している。

参考記事
輸入飲料水、外国語表記で販売OK 品不足で規制緩和(2011/3/26 日経)
ttp://www.nikkei.com/news/headline/article/g=96958A9C93819591E0E4E2E2958DE0E4E2E1E0E2E3E39F9FE2E2E2E2
 首都圏などでの品不足を踏まえ、農林水産省と消費者庁はミネラルウオーターの販売で一時的に規制を緩和することを決めた。海外から輸入した商品について容器が外国語表記のままでも販売を認める。品薄解消に向けて日本ミネラルウォーター協会や全国清涼飲料工業会に増産を求めているが、関東周辺の工場では生産余力が限られており、輸入品の流通量の拡大を促すことにした。

 当分の間、輸入したミネラルウオーターは店頭販促(POP)などで必要な表示をしていれば、容器に日本語表示がなくても販売できるようになる。国産ミネラルウオーターについても包装材の不足などを考慮し、製造業者名や製造所の固有記号の表記のみで販売を認める方針だ。

 同様に品不足が指摘される牛乳や乳製品について、農水省は搬送用の燃料や紙パックなど資材の不足で生産が滞っている面があると判断。経済産業省を通じてメーカーに対する燃料などの優先的な配分を進めている。

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